前回、2社のハウスメーカーを巡りました。
今回はその続きです。
アキュラホーム
実は私たちの本命はアキュラホームでした。
というのも、見学前の下調べでは"ローコストながら高品質"と色々なサイトで評価が高いハウスメーカーだったからです。
万が一時間が押しても大丈夫なように1番最後に予約を入れました。
案内してくれる営業さんは、スーツがビシッと決まっている30代くらいの男性。
第一印象は苦手なタイプそう…と感じましたが、話し始めると落ち着いた穏やかな口調で、すぐに不安は無くなりました。
玄関を抜けると広がっていたのは大きなLDK。
ニッチやマグネット壁に写真が飾られていて温かみのあるアットホームな雰囲気でした。
奥には畳の小上がりスペースがあり、夫はまたまたテンションが上がっていました笑
2階に上がるとアキュラホームの特徴が展示されており、営業さんが一つ一つ説明してくれました。
アキュラホームは事前の情報通り、木造構造でありながら高い住宅性能を持っていました。
2社目のヤマダホームズでは、なぜ木造構造でも高い住宅性能に出来るのか質問できなかったので、今回は聞いてみたところ、
「木造住宅=弱いわけではないんですよ。組み方を工夫すれば地震にも強くなるし、断熱性にも優れているんですよ」
と分かりやすく教えてくれました。
また、アキュラホームは独自の耐久壁を開発していて、それによって耐震性は落とさずに自由度の高い間取りを実現しているそうです。
そして、費用に関するお話を聞いていた時、今日1番の驚きが。
「うちは今はもうミドルコスト帯のハウスメーカーなんですよ」
事前調べではローコストのおすすめハウスメーカーだとまとめサイトに載っていたのに…!
昨今の物価高騰や円安の影響があるのかは分かりませんがご時世柄仕方がないのかなと思いました泣
と、ここである疑問が出てきました。
"ローコストメーカーはなぜ安く家を建てられるのだろう?"
その答えに驚きました。
「ローコストメーカーって見た目は遜色なく見えても住宅性能は高くないんです。性能が低いとメンテナンスを何度もしなきゃいけないし、直しても新品になる訳じゃなくて少しずつ劣化しているので、長く住み続けるには同じかそれ以上にお金がかかります」
また、ローコストメーカーは費用を抑えるためにアフターメンテナンスの保証期間を短くしているそうです。
(安く買えても後からお金がかかるのか…)
安いには理由があると痛感しました。
もし生涯住み続ける家が、メンテナンスばかりで手のかかる家だったら安心できません。この話を聞いて、私たちはローコストメーカーを選ぶべきでは無いのではと感じました。
とはいえお金は無いし…と落ち込んでいたら、
「よかったら、予算のことをFPさんに相談してみませんか?」
と提案をいただき、お願いすることにしました。
前の2社の営業さんからはハウスメーカーの強みしか聞くことができませんでしたが、こちらの営業さんとは、"どんな家に住みたいか"や"どんな土地に住みたいか"など、私たちに興味を持って接してくれている感じがしてとても良かったです。
【おまけ】セキスイハイム
見学が終わり、まだ時間に余裕があったので場内をブラブラと歩いていると、セキスイハイムの呼び込みスタッフさんから声を掛けられました。営業さんが空いているということで、少しお話を聞くことに。
中に入ると、これまた高級そうな雰囲気が漂ってきました。大きな掃き出し窓に、黒くて大きなソファ、シックで大人な空間が広がっていました。
他のハウスメーカーはテレビが付いていませんでしたが、セキスイハイムは「あったか〜い我が家が待っている〜♪」のCMが随時流れていたのが印象的でした。
少しして、50代くらいの営業さんがやって来て見学スタート。
セキスイハイムの特徴は、家をいくつかのパーツに分けて工場で作る独自のシステム。工場で作られたパーツを現場で組み立てる様子をVTRで見ましたが、1日で家の外壁まで完成していました。
建設中に柱や梁を雨風にさらさないことで、家の品質を守り、寿命の長い家を作っているそうです。
また、CMで推している、全館空調の説明も聞きました。全ての部屋に空調が繋がっていて、家中の温度を一定に保つことができるそうです。
実際に室内は温かく居心地が良かったですが、我が家の場合は夫は暑がり、私は寒がりなので室内の温度が一定というのは逆に過ごしにくいのかもしれないなと思いました。
以上、住宅展示場見学のお話でした。
1日で4社の見学はクタクタになりましたが、とても楽しかったです!
(余談ですが、見学中に現れた虹が綺麗でした〜笑🌈)
そして、今回の見学を機に、マイホームについて憧れではなく本気で考えたいと夫婦共々思いました。
FPさんとのお話でお金の不安が少しでも解消できれば嬉しいです。
次回もお楽しみに